ティンバレス(Timbales)
Note#65(F3)ハイ・ティンバレ(High Timbale)
Note#66(F#3)ロー・ティンバレ(Low Timbale)
ティンバレスは、太鼓を2つ横につなげたようなラテン楽器です。
2つの太鼓が組になっているため、一般的には「ティンバレス」と複数形で呼ぶことが多いです。
ただ、ラテン音楽の専門家の間では「ティンバレ」もしくは「ティンバル」と単数形で呼ぶことも多いです。
基本的には、スティックを使用して叩きますが、指でヘッドを弾くこともあります。
太鼓の形は、スネアドラムに似ていて、金属製の胴にプラスチック製のヘッド(膜)が張られています。
ただ、スネアドラムと違い、「響き線(ひびきせん)」が、ついていないため、音色は、スネアドラムよりどちらかというとタムタムに近い音が出ます。
また、リム(枠)とヘッド(膜)を同時に打つリムショットがよく使用されます。
その場合、「カンカン」や「カララッカッ」など高くて金属的な音色になります。
他にもスティックを水平に振り、胴を刻んだりする奏法などもあります。
パーカッションマップで、ティンバレスは2種類の音色が登録されています。
ノートナンバー65(F3)に、高めのピッチでチューニングされたティンバレ
ノートナンバー66(F#3)に、低めのピッチでチューニングされたティンバレです。
それぞれの音色の違いを確認しておくと、楽曲制作、特にラテン音楽を作るのに役立ちます。