シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

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017~024:オルガン・グループ

GM音源のプログラムチェンジNo.17~24は、オルガン・グループの音色が割り当てられています。

オルガン・グループには、風の力でパイプを鳴らすパイプオルガンや電気的に発音する電気オルガンなどの楽器が集められています。

パイプオルガンは、見た目からは想像しにくいですが笛やビンを口で吹いて音を出すのと 同じ仕組みで発音しています。いろいろな笛(パイプ)がオルガンの箱の中に入っていて、そこに空気を送り発音させているのです。

また、それぞれの笛には、いくつかの種類ごとに分類されています。

フルートのような音の「フルート管」、トランペットのような音の「トランペット管」などです。

そして、管の長さによって音域が決まります。

低音域の管は「32フィート」
中音域の管は「16フィート」
高音域の管は「8フィート」

それぞれ呼ばれています。

オルガンの興味深いところのひとつは、何種類もあるこれらの音色を混ぜ合わせることができるところです。

ひとつの鍵盤を押したときに「フルート管」と「トランペット管」を同時に鳴らしたり オクターブ上の音を重ねたりすることもできます。

音を合成し音色を作り出す一種のシンセサイザーのように扱うことができます。

また、電気オルガンに分類されるオルガンに関しては、ブザーと同じ原理を利用して 電気的にパイプオルガンのような音を出して発音させています。

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オルガン・グループ