065~072:リード楽器・グループ
GM音源のプログラムチェンジNo.65~72は、リード楽器の音色が割り当てられています。
リード楽器・グループには、「リード」を使って音を出す木管楽器の音色が集められています。
リードとは、もともと「葦(あし)」という意味で主に竹でできた小片や葦(あし)を削ってつくられたものです。
それを管に取り付け、息を吹き、音を出します。
サックスやクラリネットなど1枚のリードを使うシングルリードの楽器とオーボエやバスーンなど2枚のリードを重ね合わせて使うダブルリードの楽器があります。
ちなみにサックスは、本体が金属できているため、金管のように感じてしまいやすいですが、楽器の「構造」から木管楽器に分類されます。
基本的に、木管楽器は一本の管になっていて、その管にキー(ボタンのようなもの)をつけ、音の高さを変更します。
同じように金属でできているフルートなども木管になります。ただリードを使わないのでパイプ楽器にあたります。
リードを使って発音されるリード楽器、各楽器の音色の違いや特徴など把握しておくと、ライブ演奏や音楽制作などで使用するとき、適切な音色を選択することができます。