シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

リード楽器  / 069:オーボエ(Oboe)

069:オーボエ(Oboe)

GM音源プログラムチェンジの69番は、オーボエ(Oboe)の音色です。

オーボエは、ダブルリード式の木管楽器です。

2枚のリードを上下に組み合わせ、音を出す仕組みになっています。

オーケストラでは客席から見て中央やや右辺りに位置します。

音域は、真ん中の「ド(C3)」より長2度下の「シb(Bb2)」から、高音は、真ん中の「ド(C3)」より2オクターブ半上の「ソ(G5)」です。

ただ、奏者によっても異なります。

オーボエの音色は美しい女性の声に近く、哀愁(あいしゅう)漂う音色です。

旋律(メロディ)を担当することも多く、ポピュラーミュージックや演歌でも間奏でのソロとして使われたりします。

また、音程が安定している、そしてよく通る音色のため、オーケストラや吹奏楽ではチューニングの音としても使われます。

演奏する前に各楽器のピッチを調整するための基準の音としてです。

しかしながら、オーボエは習得することが難しい楽器のひとつでもあります。

ギネス・ワールド・レコーズには『世界で一番難しい木管楽器、誰にも上手に演奏できない不快な木管楽器』として登録されていたりします。

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