049~056:アンサンブル・グループ
GM音源のプログラムチェンジNo.49~56は、アンサンブル・グループの音色が割り当てられています。
アンサンブル・グループには、名前のとおり「アンサンブル(合奏)」された音色が集められています。
いくつかの弦楽器を同時に演奏した際の音色、聖歌隊で「アー」と合唱されたような音色です。
ですので、音楽制作やライブ演奏などで使われる際は、メロディを演奏するというより「白玉」と呼ばれるハーモニーを演奏することとして使われることのほうが多いです。
もし、ハーモニーとして使うときは和音を1オクターブを越えるオープン・ポジションで鳴らすか、オクターブ以内で収めるクローズド・ポジションで鳴らすか、その響きを確認するとよいです。
それぞれアンサンブル音色の違いや特徴など把握しておくと、ライブ演奏や音楽制作などで使用するとき、適切な音色を選択することができます。