シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

アンサンブル系  / 049:ストリングアンサンブル 1(String Ensemble 1)

049:ストリングアンサンブル 1(String Ensemble 1)

GM音源プログラムチェンジの49番は、ストリングアンサンブル1(String Ensemble 1)の音色です。

ストリングアンサンブルは、オーケストラでのストリングセクションが「複数で同時に演奏した」音色です。

通常、オーケストラのストリング・セクションは、ヴァイオリンが2つのパートに分かれ、そして、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと合計5つのパートから構成されています。

・第1ヴァイオリン
・第2ヴァイオリン
・ヴィオラ
・チェロ
・コントラバス

これら楽器群が集団で演奏しているイメージです。

比率は、
第1ヴァイオリン:6
第2ヴァイオリン:4
ビオラ:2
チェロ:2

コントラバスは省略されたりもします。

配置は客席から見て、左から並ぶのが一般的です。

いちばん左側が第1ヴァイオリン、いちばん右側がコントラバス、といった具合です。

音源としての音色は、複数の楽器が集団で演奏しているイメージなので、割と「力強い」音色が登録されています。

また、ストリングアンサンブルの音色は、49番と50番と2つ用意されています。

49番のストリングアンサンブル1は、50番のストリングアンサンブル2より、音の立ち上がりが速く、硬い音色であることが多いです。

音色に関しては楽曲の雰囲気や用途に応じて使い分けるとよいです。

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