020:チャーチオルガン(Church organ)
GM音源プログラムチェンジの20番は、チャーチオルガン(Church organ)の音色です。
チャーチオルガンは、教会やホールの正面に置かれているようなパイプオルガンのことをいいます。
ですので、本格的なパイプオルガンは1つとして同じものはなく、時代や職人たち、また、その教会の宗派などによっても異なってきます。
また、何種類もの管が内蔵されているので、それらを重ね合わせて、数多くの音色を作り出すことができます。
ただ、GM音源では、ひとつのプログラムでひとつの音色のみと決められていますので、発音できる数多くの音色の中から一般的なパイプオルガンの音色が収録されていることが多いです。
パイプオルガンは、それひとつでソロとして演奏されることがほとんどですが「オルガン付き交響曲」やいくつかの「レクイエム」などオーケストラと共演して使われることもあります。
実際に楽曲などで使用する際は、そのようなオルガンの曲をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。