シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

オルガン系  / 019:ロックオルガン(Rock Organ)

019:ロックオルガン(Rock Organ)

GM音源プログラムチェンジの19番は、ロック・オルガン(Rock Organ)の音色です。

音源のメーカーや機種によっては「オルガン3」となっている場合もあります。

ロック・オルガンは、名前のとおり、ロック(特にプログレッシブ系)に適したオルガンの音色です。

かつて、ハモンドという楽器メーカーが発売した「B-3」オルガンのような音色であることが多いです。メーカー名からハモンド・オルガンと呼ばれることもあります。

ハモンド・オルガンはドラムキットや管楽器、エレクトリック・ギターに負けない攻撃的なトーンを生み出せるということで当時、黒人音楽やロック・アーティストにとても愛用されていました。

また、ハモンド・オルガンで特徴的なものといえば「ロータリースピーカー」というエフェクトです。

高音部用のホーンと低音部用のローターをモーターで別々に回転させることによってコーラス効果を発生させ、音に広がりを与えます。

もし、このロータリースピーカーの効果を打ち込みで表現する場合は、ボリュームやエクスプレッション、モジュレーションなどのパラメータを使い、その効果をシミュレートするとよいです。

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