021:リードオルガン(Reed organ)
GM音源プログラムチェンジの21番は、リードオルガン(Reed organ)の音色です。
リード・オルガンとは、薄い膜や板などでつくられた「リード」といわれる部品を風の力で鳴らし発音するオルガンのことをいいます。
(ちなみにパイプオルガンは、パイプを風の力で鳴らして発音させています。)
オルガンの下にある足踏み式のペダルで風をリードに送り込み、発音させます。
イメージとしては、1970~80年代、日本の小学校に置かれていたようなオルガンです。
このような仕組みなので、パイプオルガンや電気オルガンに比べて弱い音しか出ません。
「素朴な」感じを出したいとき、もしくはリード・オルガンが使われていた昭和時代の小学校の雰囲気を醸し出したいとき、この音色を使うとよいです。