018:パーカッシブオルガン(Percussive Organ)
GM音源プログラムチェンジの18番は、パーカッシブ・オルガン(Percussive Organ)の音色です。
シンセサイザーやキーボード、MIDI音源の機種によっては「オルガン2」となっている場合もあります。
パーカッシブ・オルガンは、通常のオルガンの音色に「コツッ」といったようなアタック音を加えた音色です。
そのため、打楽器的な演奏を表現したいときに使用するとよいです。
通常、パイプ・オルガンなどでは、笛に風を送って音を出すため、このようなアタック音が出ることはありません。
しかし、電気オルガンでは、回路を使って発音しているので、このような音を設定によって付け加えることができます。
おそらくミュージシャンからの要望や用途に応じて、このような音を同時に発音できるよう設計されたようです。
例えば、ヤマハ(YAMAHA)やカワイ(KAWAI)などの電気オルガンには、そのようなボタンがついていて、アタック音のオン/オフの切り替えも可能です。
黒人音楽やダンスミュージック、ロックなどリズム主体のジャンルでよく使われる音色です。