ＧＭ音源プログラムチェンジの１３番は、マリンバ（Marimba）の音色です。

マリンバは、木製の鍵盤をマレットと呼ばれるバチでたたいて演奏する鍵盤打楽器です。

鍵盤は、ピアノと同じ配列をしています。

同じ木琴のシロフォンと構造は同じですが、鍵盤が広く厚いためシロフォンよりも深みのある音がします。

また、鍵盤の下部に各音階によって長さを変えた共鳴用の金属管があり、その下端を閉じることにより、音を共鳴させたりすることができます。

その効果で、より豊かな音色を表現することができたりします。

音域は、真ん中の「ド（Ｃ３）」から３オクターブ上の「ド（Ｃ６）」の３オクターブ演奏できるものが一般的です。

それ以外にも、４オクターブや５オクターブのものもあります。

通常、バチ（マレット）を２～４（片手で２）本で演奏する場合が多いです。

ただ特殊な楽曲によっては、６（片手３）本を必要とする場合もあります。

音色は、バチ（マレット）の先、ゴムの玉にさまざまなものをかぶせることによって変えることもできます。

左右に持った２本のバチで同じ音を繰り返し叩く「トレモロ」奏法などが特徴的です。