シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

ブラス系  / 057:トランペット(Trumpet)

057:トランペット(Trumpet)

GM音源プログラムチェンジの57番は、トランペット(Trumpet)の音色です。

トランペットは、金管楽器のなかでも小さく、高い音を発音することができる楽器です。

金属でできた管を長円状に巻き、その先に音を出すための円筒部分がついてある、といったような構造です。

3つのピストンと唇(くちびる)をつかって音の高さを変化させます。

オーケストラでは、客席から見て中央奥に位置します。

たいてい2~4人のトランペット奏者が並ぶのが一般的です。

スコアや楽譜などでは「Tp」と略されることもあります。

音域は、一般的に真ん中の「ド(C3)」より、オクターブ半下の「ミ(E2)」から、高音は、真ん中の「ド(C3)」より2オクターブほど上の「シb(Bb4)」です。

ただ、吹くときの口の筋肉などにも影響されるので、奏者によっても異なります。

また、変ロ調(Bb管)とハ調(C管)のトランペットがあります。

変ロ調(Bb管)のトランペットは移調楽器と呼ばれ、楽譜では、実際の「シb(Bb)」を「ド(C)」と書きます。

つまり、Bb管のトランペットで「ド(C)」を演奏すると「シ(Bb)」の音が発音されます。

音色は、パァーンと突き抜けるような音が特徴的です。 オーケストラでは、曲頭のファンファーレなどでよく使われ、活躍します。

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