004:ホンキートンクピアノ(Honky-tonk Piano)
GM音源プログラムチェンジの4番は、ホンキートンクピアノ(Honky-tonk Piano)の音色です。
ホンキートンクピアノは調律(チューニング)がすこし狂ったピアノです。
「ジャズ」は、1940年代頃まで「聴くため」というより「ダンスや食事のため」という側面の強い音楽でした。
そのため、当時は、経済的な理由などから定期的に調律されることがなかったのでバーやダンスホールに置かれたピアノはチューニングの狂ったものが、ほとんどでした。
そして「まあ、いいか」というノリで弾かれていたピアノの音色がそのまま「当時の音」となったというわけです。
ホンキートンクピアノで弾かれる代表的な奏法は「ストライド奏法」という奏法です。
左手で単純なコードをリズミックに演奏します。