シンセで学ぶ楽器と音色【GM音源】

ストリングス&オーケストラ系  / 041:ヴァイオリン(Violin)

041:ヴァイオリン(Violin)

GM音源プログラムチェンジの41番は、ヴァイオリン(Violin)の音色です。

ヴァイオリンは、弦を弓や指などで振動させることによって発音する弦楽器のうちのひとつです。

世界中に数限りなくあるヴァイオリンですが、大きさや形は、ほとんど変わらず、長い歴史のなかで、ほぼ完成されている楽器のひとつでもあります。

しかし、ヴァイオリンの持つ音色は、1つとして同じものがなく、それぞれ微妙に異なっているところが、ヴァイオリンの興味深いところでもあります。

また、ヴァイオリンの弦の間隔は5度間隔になっています。

下から「ソ(G2)」「レ(D3)」「ラ(A3)」「ミ(E4)」です。

音域は、真ん中の「ド(C3)」より半オクターブ下の「ソ(G2)」から、高音は、真ん中の「ド(C3)」より2オクターブ半上の「ミ(E6)」までです。

ヴァイオリンは、弓で弾くことが多い楽器です。

左肩にヴァイオリンを乗せ、左手の指で弦を押さえ、右手で弓を弾き、演奏します。

弓を上げ下げして発音させるので、上げるときと下げるときでは音色に若干、差が生じます。

また、長く音を伸ばす場合、片方だけでは足りず、弓を折り返して演奏することもあります。

弦同士の間隔が5度のため、2~3本の弦を同時に弾いて和音を出すといった演奏もよく行われます。

「ダブル・ストップ」と言われたりします。

音色については、ヴィオラやチェロなど同じ弦楽器と比べて、華やかな音色です。

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