036:フレットレスベース(Fretless Bass)
GM音源プログラムチェンジの36番は、フレットレスベース(Fretless Bass)の音色です。
フレットレスベースは、フレットの無いエレキベースです。
フレットというのは、ベースを演奏しやすくするために半音ずつ区切った棒状の金属のことです。
このフレットがあることで音程のズレが起こりにくくなります。ただ、その分、半音と半音の間の音など微妙な音程を演奏することが困難になったりもします。
しかし、フレットベースはそのフレットを取っているため、その微妙な音程なども発音することができます。
演奏技術が上がれば、音と音の繋ぎをとても滑らかに演奏することもできたりします。
また、弦が金属部分のフレットでなく指に当たるため、左右の指の使い方でさまざまな音色を弾き分けることができます。
ただ、指で演奏するので、音の立ち上がりは、通常のエレキベースに比べ、若干遅くなりがちになります。